味玉って、結局いつ食べるのが正解なん???
こんにちは。
突然ですが、皆さんは味玉がラーメンに入っているとき、いつ食べますか?
実はこれ、数々のラーメン愛好家たちの間で古くから熱く語られている(と私が勝手に思っている)永遠の議論なのです(多分)。
最初に食べたら、後半なんか手持ち無沙汰になる・・・
かといって最後の最後に食べたら味玉の味ばかりが口の中に残ってしまってラーメンを食べたという満足感が薄まってしまう・・・
じゃあ、結局いつ食べればいいの!?!??!?!??!
と、そうなるわけです。
何事も、問題に突き当たった時には先人の知見を利用するのが吉です。
ここで、かつて一躍時の人となった超有名某ラーメン通の人物の名言をご紹介しましょう。
「決勝のリングにあがるキン肉マンに...忠告しておく!!キン肉マンはロビン・マスクに大敗するであろう!! なぜならキン肉マンは戦う魂をうしなっているからだ――――っ!! うかれおって、わたしと死闘したかれはどこへいってしまったのか...。」
第一回超人オリンピックの3位決定戦、ラーメンマン対テリーマン戦でのラーメンマンの一言。
テリーマンへの反則攻撃でラーメンマンが反則負けとなった直後。ラーメンマンがこの後にロビンマスクとの決勝戦を控えているキン肉マンに対して言った台詞。ラーメンマンは土砂降りの雨の中、目から血の涙をながしていました。
彼はまた、こういう言葉も残しています。
「今でこそ超人はこの宇宙になん千億人と散らばっているが、その昔、今から50数億年前、太陽系からほとんどの超人が死滅してしまったことがあった...。太陽の異常によって太陽から大量のカピラリア七光線という虹にそっくりな有害光線が太陽系の惑星全域にふりそそいだためといわれている。それからカピラリア七光線は超人の最大の天敵といわれるようになった...。」
果たして、宇宙に超人はなん千億人も散らばっているのでしょうか。残念ながら、その答えはわかりません。
また、50数億年前に超人というものが太陽系に存在したのでしょうか。その答えも定かではありません。
しかしながら、彼が『キン肉マン』作品において極めて大きなプレゼンスを発揮していたのは紛れもない事実なのです。
残虐超人と恐れられていながらも、若きキン肉マンに負けを喫した際には心を洗い、キン肉マンを成長させるきっかけを作った。
そんな重要な存在であるラーメンマンも、気づけばキン肉マン達から離脱し、よくわからないポジションについてしまうものなのです。
それが、人生。それが、物語。
まさにこのアナロジーが、「ラーメン」における「味玉」なのです。
ラーメンにおいて、強い存在感を発揮しながらも、気づけば腹の中に入っている味玉。
それがいつ食べられるかは、本来問題とはならないのです。
大事なのは、今を生きること。
皆さんには、「今」を大切に生き、人生という大きな「物語」を作り上げて欲しい。
そう僕は思います。
おわり。